大人へのアプローチ

本団体が取り組むもう一つの社会的課題は、大人(親、教師など)への働きかけです。子どもたちと最前線でつながっている大人に対してアプローチすることなしには、根本的に子どもを救うことはできないと考えています。

大人の学ぶ時間の不足と機会の不足(つまり空間、時間、機会の不足)の解決に結びつくように、教育に関心を持っている、あるいは教育に関する仕事に従事している大人に対して、積極的に学びの場を提供していきます。

本団体では、構成員メンバーの力量形成のため毎週研究会を開催しておりますが、年に数回これを公開形式にかえ、一般参加者と共に教育について学び合いたいと考えております。

学びの場の提供

研究会では、主に場づくりの手法、ファシリテーション、ワークショップの手法などを学びます。また、実際に社会的活動を行われている方の講演会やワークショップの開催なども企画し、学びを深める活動を行います。これらの学びを通して、実践的な指導者やファシリテーターを養成することを目的としています。

2014年度から「ワークショップ3.0」という公開研究会を毎年開催し、上田信行氏(同志社女子大学教授)や中野民夫氏(同志社大学教授)をゲストに迎え、共に今後のワークショップの形についての探究を行っています。

NPO関係者、学校の教員、市役所職員、学生など教育に関心のある多数の方に参加して頂いております。

Workshop3.0 へ