3月29日に実施した第5回もくもく大作戦の様子をお届けします。
冬の間お休みしていた もくもく大作戦が久しぶりに帰ってきました!!
スタッフが集合場所に着いたときにはほとんど全員が集まっていて、抱きついて再会を喜びました。
今回は5名の子どもたち、そして、付き添いや見学など、なんと8名の大人が参加してくれました。
今回は、2013年度最後のもくもく大作戦ということで、新年度に向けてワクワクなプログラムを3つ用意しました!
今日はいつもの体育館ではなく、理科室をメインに展開します。
1つめは、新しい年度が始まるので…「カレンダーづくり」! 日付だけ書いてあるカレンダーを見て、何月のカレンダーか当てるゲームからスタートしました。
日付だけだと何月か分かりにくいので、絵を描いたり、工作をしたりして、全員写ってその月らしい写真を撮ることになりました。
子どもは2つのチームに分かれて、それぞれ2ヶ月分を担当します。
今回は大人の参加者も多かったので、大人だけのチームもつくって、子どもたちに負けないように頑張ります。その月から連想する単語を出していくチームもあれば、1つの場面を思い浮かべてつくっていくチームもありました。
色画用紙を使って工作したり、絵の具で色を塗ったり、キラキラの糊を使って絵を描いたり…チームの個性が光ります。全てのチームが撮影できたところで、それぞれの写真を見ながら、何月か当てていきました。
このカレンダーは、後日印刷して、参加者の手元にお届けします。
考えたり、工作をしたりしていたら、なんだかお腹が空いてきました。
2つめはお待ちかねの「お昼ごはん」!!…ですが、すんなりごはんが出てくるもくもくではありません。
家庭科室に移動して、みんなでお昼ごはんをつくります。
今日のメニューは「豚汁」と「ばくだんおむすび」!まずは豚汁からつくります。
第3回のもくもくクッキングのときと同様に、材料が描いてある絵だけがレシピの頼りです。
みんな器用にどんどん皮を剥いて、食べやすい大きさに切っていきます。
材料が切れたところで、次はばくだんおむすびをむすびます。
ばくだんおむすびは、その名の通り、海苔を全面に巻いた真っ黒なおむすびです。
おむすびは、みんなが一度はつくったことがある簡単なものですが、今日はじっくり「おむすびとなかよくなる」ことをめざして、心を込めてむすびます。
いつもはエンジン全開の子どもたちも、このときばかりは丁寧にじっくりとおむすびと向き合います。おむすびができると、こっそり横でスタッフが仕込んでいた豚汁も完成!
理科室に運んで…いただきます!
「おいしい~」「あ、こっちがおかかやった!」など、食事を中心に会話が弾みます。
ちょっとつくりすぎたかも…?と思っていた豚汁も無事に完食。ごちそうさまでした。
3つめは、もくもく大作戦を広めるパンフレットづくり!
「もっと友だちにも参加してほしい!」と思ったときに使える、広報ツールです。
「パンフレットに何があったら分かりやすいかなー?」という質問に、「写真!」「絵!」「メッセージ!」とどんどん答えていく子どもたち。
A4サイズの白い紙が、楽しかったもくもくの思い出や写真に「友だちができます。」「ぜひ参加してください。」などのメッセージが添えられ、素敵なパンフレットに大変身!
こちらも印刷して、参加者の手元にお届けします。このパンフレットづくりの間に、付き添い・見学の大人の方と円をつくって、おむすびの気づきをシェアしました。
・子どもたちが、むすぶとき、食べるときに見せた真剣な表情が印象的だった。
・一見全部同じ真っ黒のおむすびなのに、自分のおむすびを大皿からすぐに選んでいた。
・おむすびを通した愛情の伝達を再認識した。
などなど、子どもたちがおむすびを宝物のように扱っていたこと、その姿を見ていた大人にも、心を込めることの大切さを見つめなおす機会になりました。
もっともっと雲ヶ畑にいたいところですが、今日はもうすぐタイムリミット。
全員で集合写真を撮影しました。
そして、部屋が真っ暗になり…今日一日の動画や写真をまとめたムービーを見ながら振り返りをします。笑いながら、つっこみを入れながら、今日やったことを俯瞰しました。