少し春の兆しが見え始めた2月4日、立春の日に5回目のこども会議を実施しました。
部屋に入ってきた子どもたちは、前回の模造紙を置いた机を見て席についていきます。
子ども同士で、またはスタッフと、和気あいあいと話す姿もすっかりおなじみのものとなりました。
まずは、前回のふりかえり動画を見て、何をしたのか思い出すところからスタートです。
次に、当日の状況を確認して、それぞれのお店を実現可能な形にしていきます。
店舗の広さを見ながら、どこに何を配置するのか、商品をいくらで売ればいいのかなど、考えることが山のようにあります。
「これはできるかなぁ?」と相談しながら、優先順位を決めるグループもありました。
少し休憩を挟んで、それぞれのお店がどんなことを考えているのか、何に困っているのか、ひとつずつ発表していきます。
急にマイクを向けても、しっかりまとめて話せる人が多くて、恥ずかしがってばかりだったのが嘘のようです。
続いて、まちづくりの視点を得るために、区役所の仕事を聞きました。
普段子どもたちにはあまりなじみのない区役所ですが、生まれる前から区役所との関わりが始まっていること、死ぬまでその関わりが続くことを教えてもらいました。
また、今つくっているお店も、いろいろな関係を持ち合うことでまちがつくられていくこと、その関係をつくってほしいと語ってもらいました。
その語りを受けて、続いてはお店同士の関係づくりです。
「協力してもらえそうなことや、コラボレーションできそうなことを話し合ってみて」とざっくりと投げかけてみたのですが、すぐにみんな立ち上がって話しにいきます。
「こんなものをつくってほしい」「こういう商品を置いてほしい」「こんなしくみがあったらいいと思うけど、どう思う?」と、盛り上がります。中には試作品をつくってみたり、絵を描いて説明したりする姿も見られました。
区役所と銀行では、「法人事業税を取るべき」「消費税はややこしそう」と、何やら難しそうな話が進んでいました。
まだまだ話し合いたいことはたくさんありますが、ここで時間切れ。
最後に、今日のふりかえり動画を見て終了しました。
次回は2月25日(土)に大谷大学で、看板をつくったり商品をつくったりします。
(報告:うっちー)